ぷーさんの記録

~ハニートーストは嫌い~

夏休みn日目

9/18(土)晴れ

今日は久々のバイトだから7時に起きた。片付けやバイトの復習、ワクチン接種の予約、予定を考えてたら時間はあっという間に溶けた。帰宅後はゴロゴロした後にご飯作って食べたらこの時間。昨日は勘の良い読者は気づいただろうがお酒を飲んで寝落ちしてた。生活リズムを正すには丁度いいからね。ということで今日も飲んでる。ゼミの予習を少ししてから寝ようと思ったけど生活リズムを崩すのが嫌だから明日の朝にする。

そういえば、予定を決めている時に思い出した話を書こうと思う。私は小学6年生の時に某有名私立の中学受験をする為に塾に通ってたのだが、そこの塾は毎回テストがある度に科目毎の成績上位者の名前を貼り出す文化があった。私は国語と算数のテストで上位に入っていたが、その塾には全教科ほぼ満点で常にトップの子がいた。その子は森川という名前で『もりっち』という愛称で皆から呼ばれていた。中学受験をした人はご存知の通り、中学受験組は小学生6年生の段階で公立中学3年間の英語を除く全ての教科を網羅し且つ難易度の高い内容を学ぶ。それを踏まえると『もりっち』が毎回テストでトップに君臨していた凄さがより分かると思う。『もりっち』はかなり無口で見た目も地味な感じの小学生で私を含めた他の小学生みたく塾ではしゃぐことは一切せずに黙々と勉強をしていた。この塾では毎日リュックに5.6冊の分厚い教科書と弁当を入れて朝9時から授業や演習をし、その後夜の9〜10時まで自習をするのが当たり前の生活を送っていた。そんなある日、自習時間に『もりっち』の横に座ることがあった。彼はいつものように黙々と勉強をしていたが、1つの教科が終わる度に引き出しからノートを出して何かをササッと書いてはしまい新しい教科の勉強をし、そしてまた謎のノートを出して何かを書いていた。私は小声で何を書いてるか謎のノートを見せてほしいと頼むと彼は「こんなものが見たいのか?」と不思議そうな顔をしながらも見せてくれた。そのノートには1行1行に綺麗な字で今日やるべきことが書かれてあり、上から順番に横線が引かれていた。『もりっち』は受験日から逆算して毎日やるべき勉強を細分化、計画していたのだ。そして、それが終わる度に横線を引いていたというわけだ。大学受験の際は、上記のような計画を立てる人はちらほらいたけれど齢(よわい)12にして綿密な計画をたて実行する人が身近にいたことは驚きだ。進学校には『もりっち』のような人が他にも沢山いるという環境が強みなのだと実感した小学6年生の冬の話。

因みに使っていたテキストは↓

 それでは今日はこれにて。