ぷーさんの記録

~ハニートーストは嫌い~

夏休みn日目

9/16(木)晴れ

今日は嵐の前の静けさなのか、快晴に恵まれ大変暑い日だった。丁度、冷蔵庫が空になったので買い出しに行くついでにカフェで勉強をしようと思い、前に紹介した『現代数理統計』の2章をひたすら追っていた。最初にも書かれていたが分かりやすさの為に厳密な議論を省略している箇所が1つあり、そこを考えていた。その他は、復習:新情報=6:4くらいの内容だったが時間が溶けるのはあっという間だった。(因みに昨日はお酒を飲んだら寝落ちしたから日記はない)

 

 

今日は4麻1半荘しか麻雀をしていない。これからもそのくらいのペースになると思う。勉強や運動に費やす時間を考えると麻雀をする時間がなくなるから。これも踏まえて麻雀を始めて1〜2週間は受験勉強並みに基礎事項を叩き込んでいた。麻雀をやる頻度が下がって基礎事項も分からない状態だと性格上モチベが下がるだろうし。

2、3日前までは麻雀を最低でも1日5半荘は当たり前に打っていた(つまり5時間くらい)のだが、頻度を下げると処理速度の低下が著しかった。これは麻雀に限らずスポーツように体を動かさないで頭を使うゲーム全般について当てはまることだが、プレイヤーは短時間での様々なタスクの並行処理を求められる。近年流行りのFPS(銃を撃ち合う一人称視点のゲーム)を例に挙げると、ボタンやスティックの反射速度や精度、状況に応じた立ち位置などが求められる。

他方、麻雀は5〜20秒の間に自分の手牌を見て手牌の最終形を予測しながら牌の取捨選択をし、他の人の動き(どの牌をどの順番でどのテンポで出したのか)や残りの局と点数を逆算して強気でいくか否かの判断をしなければいけない。繰り返すがこれを5〜20秒でするのだ。この短時間での並行処理をこなすにはどうすればいいか。簡単な話だ。処理するタスクを減らせば良い。つまり無意識に処理出来るタスクを増やせば良いのだ。そして、無意識に処理するにはインプット:アウトプットを3:7ですることが重要だ。これは誰しも経験があるだろう受験勉強で培った方法である。例えば数学の問題は試験時間内に新しい定理を発見して解くわけでは勿論ない。試験前に学習した大量の解法(インプット)が使えないか問題文を読みながら判断しミスなく解答する(アウトプット)。他にも英語の長文読解に関しては、覚えた単語や構文(インプット)を瞬時に使いながら読む。これと同じことを麻雀でもすれば処理するタスクは減り、他のタスク処理速度を上げることが出来る。

このインプット、アウトプットの量を増やせば中級者(雀魂でいう雀傑)には到達するだろうが、その代わり大量の時間を消費しかねない。実際、多くの中級者は年単位でしている人ばかりだし、プロに至っては1日20半荘を1年続けるのが当たり前の世界だ。(麻雀に限らず何事もプロは相当な時間を捧げているが)これを如何に効率よく中級者に到達するか考えた結果『手牌を覚える』ことが重要であることに気づいた。将棋やチェスをしていると分かるが、1日に何回かすると対局後に盤を見なくても頭の中に盤が現れてある程度は対局を振り返ることが出来る。勉強もそうだ。机に向かわずとも頭の中で学習したことを反芻したことがあるだろう。これと同じことを麻雀でもするのだ。その為の第一歩が『手牌を覚える』。これが出来ると相手の牌も覚えられるし頭の中で牌譜検討が出来て試行回数を増やせる。これは机上の空論ではなく実際に覚えている人は多いし間違いなく上達速度は上がるだろう。

長々と書いたが、これからは勉強と運動を主にして麻雀は手牌を覚えることから始めようと思う。それでは今日はこれにて。